こころの声

  • 体験に勝るものはありませんね…

    体験に勝るものはありませんね…

    夢から覚めた…より悪夢から解放されたの方が正しいと思う

    と言うより…トンネルを出たということか…
    とすれば…長いトンネルだったわ…

    何度も言ってる気がするけれど…
    とにかく昨年の鎖骨骨折、肋骨のひび事件で完全に足が止まった
    気分は再起不能 積極的引きこもり 隠遁生活 世捨て人 あとは何だったかな…親しい人からは「隠者」という称号で呼ばれた気もするがそんなに大した人間でもない

    隠者であって欲しいのかなぁ…
    隠者がいてくれないとやってられない気分の人もいるかもしれない
    「隠者」は夢があるかもしれない

    隠者
    一般社会との関係を絶ち(隠遁)、生活する人のこと。特にキリスト教や仏教など多くの宗教の宗教者、または宗教的背景をもった隠者が多数知られる。
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    私がきっと何か企んでいるに違いないと勘違いして
    「何するか決まったら是非教えて~」
    という輩さえいた
    「ただの怪我人です 何もしませんし、これからする予定はありません」(何かする気力が湧いてきません=ホンネ)
    日頃の行いのせいであろう…
    いつもアクティブ!企みが多い人(悪い意味にあらず)こういうイメージが強いらしい…

    仕方ない 日頃の積み重ねの結果だから…

    ところで…

    怪我、痛みを身体は記憶する
    同じことが起こらないように体は注意を怠らない
    無意識さんのお仕事ですから

    私の身体は骨折、ひびの痛みを記録して、二度と起こらないように注意を払い過ぎていたらしい…
    心理学を勉強している身としてはアタマでは充分理解している
    だから自分の内側で何が起こっているのか予測出来ている
    …と思っていた

    が、しかし、実際ワークをやってみたら自分の予想はちっぽけなものだった からだは雄弁に語ったのです
    体験に勝るものはありません

    心理学のワークは安全で安心できる場所、一定のルール、それから信頼できるセラピストが揃ってなければ成り立たない

    良かった…私はあるぞ…

    詳しいワークの体験記は割愛

    身体が常に緊張して左側に曲がり、足の指が臨戦態勢
    という状態で1年過ごしてきたらしい
    守りに専念 打ってでるなんてあり得ないからだのハタラキ
    これでは外に向かって興味が湧くワケがない

    ふーーーー

    ワークでアタマの理解とからだの対話を充分行った
    その結果、本当に深い安堵と未来に向かう希望が湧いてくる
    感謝しかありません

    そして、
    こういうセラピストでありたい…
    と改めて思った

    これが8月末の出来事
    この時が分岐点というか
    悪夢から覚めた

    この話は精神疾患の治療についてではない
    だから、仮にそれなりの病院に行ったとしたら、それなりの投薬をされて様子を見ましょう になったと思う

    私のような状態を続けると、悪夢で彷徨う人、苦しみ続ける人、ダラダラ誰かに愚痴って重たい人になってしまうかもしれない、または強引に出来事を無かったことにする、どれにしても精神的には不健康でしかない

    病理と言えない苦痛
    あるいは「気持ちの問題!」とされてしまう悩み
    自分でも重要な問題と考えてない「悪夢」

    私が病理以外の「こころのこと」と言ってるのはこのこと

    うむ…

    この先もここしかない

    人生に無駄なことはないと先人たちが言っている
    怪我、それに関わるワーク
    大切な時間だったんだ

    悩みや苦しみに大きさや優先順位はつけられない
    「あの人に比べたら…」は禁句
    大切なナニカがそこにあるかもしれない

    何事も丁寧にやっていきます